一戸建てが人気の理由

住宅を木造ではなくコンクリートやブロックでつくって、外側から断熱材で包んでしまう外断熱をすると、断熱材の内側の構造体全部が蓄熱材になり、ダイレクトゲインの効果が高さはコンクリート床で、窓から2.4m内側まで黒い玄臼白石を張ってあります。 通常の木造住宅では、窓からさし込んだ冬の日ざしが床板やカーペットなどの表面を暖め、熱くなった床材は空気を暖めて、窓をあけたくなるほどにまで室温が上昇しますが、日が傾くと室温はみるみる下がってしまいます。
ところが、石の床は日があたっても石の温度は簡単には上がらず、しかも表面の温度が木とくらべて早く奥に伝わります。 こうなると日中、部屋の温度が急上昇することもなく、熱は石からその奥のコンクリートにも蓄えられます。
床に蓄えられた熱は、日が沈んだあとで部屋に出てきて、うまくいけば床暖房になって暖房の助けをしてくれます。 このように、日ざしを直接、建物の一部に蓄える手法を、ダイレクトゲインといいます。
理論上の話はこうですが、現実は家具などが邪魔をして、なかなか思うようにはいきません。 それにしても、南面には誰もが大きな掃き出し窓を設けるのですから、窓から1〜1.5mは、ぜひとも暗い色のタイルや石を張ったりして昼間の太陽熱を蓄熱したいものです。
たいした効果ではありませんが、いくらかでも蓄熱された分の熱は、必ず夜の暖房を助け、わずかであっても化石燃料の消費を削減することは間違いありません。 パッシブソーラーというものは、それだけで暖房をしてしまおうというのではなく、このようにあまりお金をかけずに、ちょっとした工夫によって暖房のお手伝いをさせると考えるのがいいでしょう。
ついでのことでいえば、掃き出し窓の前の床を石やタイル張りにすると、雨が降り込んだどときなど、床板が傷みません。 庭いじりをして土で汚れたまま出入りしたり、植木鉢をちょっと持ち込んだりするのにとても便利です。
気持ちよく暖房されたソーラーハウスに住むと外に出るのがおっくうではなくなり、庭いじりの時間も増えるものです。 また夏になると石の床は足にひんやりと気持ちよいし、食事をしながらスリッパを脱いで床の冷たら熱さを楽しむこともできます。
ダイレクトケインの原理の木は石より暖か唾は本当コルクの床は暖かい、などといわれます。 石の冷たさとか木のぬくもりなどともいわれます。

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